1年前の今頃の話をしようと思う。
夜の10時ぐらいに、どうしても買いたくなった本があったので
閉店まぎわの書店にまにあうために
きゃしゃなヒール靴をはいていたのにもかかわらず
最高馬力で階段を駆け上がり、最高スピードでダッシュをした。
そうしたら、案の定、転んだ。
そして、右のヒールが折れた。
歩くのにはちょっと支障がある。
でも、新しい靴を買おうにも、デパートはしまっている。
どうしよう・・・・。
自分で自分に腹を立てて、2分ぐらい
ぼーっとどうしようか考えていた。
そんなとき、背後から声をかけられた。
「あのーすんません。」
振り向くと、そこには
キャッチセールスの格好をした
ギンギンに顔の黒いギャル男が
こちらを向いて立っていた。
「実はぼく、今ちょうど瞬間接着剤持ってるんですけど、使います?」
外見に反して(と言ったら失礼だけど)
とても礼儀正しい話し方で、
しかもヒールの接合作業までやってくれた。
なんと優しい!
感動して、何度もお礼を言うわたしに、
彼が言った。
「そこで、どの子に声をかけようか、物色してたんですよ。
そうしたら、すっごく真剣な顔した女の子がものすごいスピードで走ってきた。
その走る先には、何があんのかなって思って眺めてたら、
盛大にこけた!なんか楽しかったです。」
転んだし、靴もきちんとなおってなかったけど、
彼の言葉がちょっと嬉しかった。
1年たった今でも、
その場所を通りかかると、たいてい、彼は元気にキャッチセールスに励んでいる。
たまーに目が合う。
すると、にやっとしながら
「あんまり走り過ぎないでくださいね。」
と、言ってくれる。
その言葉を聞いた日は、やけに足もとを見つめながら
ゆっくり歩いてしまうのです。
2005/09/30
「出会い」-新米編集者ジタバタ修行日記
記事から|本・雑誌|につながる 
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2005/09/29
「時間」-新米編集者ジタバタ修行日記
ついに、今年も待ちに待った手帳シーズンがやってきた。
ディスカヴァーから来週出版される
「夢をかなえる人の魔法の手帳2006」と「夢をかなえる人の不思議の手帳2006」は
夢をかなえるための時間の使い方に重点をおいた、女性に人気のベストヒットシリー
ズ。
この手帳、実際に私も使ってみたのだが、
自分が「時間」にたいして
意外に鈍感であったことに気付かされる。
時間は、どんな人にも、平等に24時間ある。
でもその24時間を長く感じるか、短く感じるか、何をして過ごすか、は
状況に応じて、人によって違う。
たとえばわたしの場合、
「16時までにこの原稿の校正をしなければ!」
となれば、時間がないプレッシャーを感じて、
気が急いて、あっというまに時が過ぎてしまう。
また、同じあっというまでも、
大好きな人たちと焼酎を飲んで、
酔っぱらい道を爆進するのは、仕事とはまた違った時間の流れを感じる。
逆に、大学時代の講議で、
あまりにもつまらなすぎて、
教授の髪の毛の分け目と流れを
90分観察し続けたときのあの途方のない時間の進みの遅さ。
同じ時間でも、何をして過ごすかによって、
感じる時間の流れは全く違う。
だったら、どうせなら楽しく、充実した時間を過ごしたい!
思う存分、生きなければ!
あらためて時間の大切さを見つめ直そうと思います。
ディスカヴァーから来週出版される
「夢をかなえる人の魔法の手帳2006」と「夢をかなえる人の不思議の手帳2006」は
夢をかなえるための時間の使い方に重点をおいた、女性に人気のベストヒットシリー
ズ。
この手帳、実際に私も使ってみたのだが、
自分が「時間」にたいして
意外に鈍感であったことに気付かされる。
時間は、どんな人にも、平等に24時間ある。
でもその24時間を長く感じるか、短く感じるか、何をして過ごすか、は
状況に応じて、人によって違う。
たとえばわたしの場合、
「16時までにこの原稿の校正をしなければ!」
となれば、時間がないプレッシャーを感じて、
気が急いて、あっというまに時が過ぎてしまう。
また、同じあっというまでも、
大好きな人たちと焼酎を飲んで、
酔っぱらい道を爆進するのは、仕事とはまた違った時間の流れを感じる。
逆に、大学時代の講議で、
あまりにもつまらなすぎて、
教授の髪の毛の分け目と流れを
90分観察し続けたときのあの途方のない時間の進みの遅さ。
同じ時間でも、何をして過ごすかによって、
感じる時間の流れは全く違う。
だったら、どうせなら楽しく、充実した時間を過ごしたい!
思う存分、生きなければ!
あらためて時間の大切さを見つめ直そうと思います。
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2005/09/28
「大げさかもしれないけど」-新米編集者ジタバタ修行日記
人に何かを話すとき、
身ぶり手ぶりや言い方が大げさだとよく言われる。
たとえば、
六本木のとあるチョコレートショップのマカロンの味にいたく感動したとき。
とにかく、その美味しさを同期のYちゃんに可能な限り伝えたかった。
「あのマカロン、死ぬほど、めっちゃくちゃ、猛烈に美味しかった!!
Yちゃん、絶対絶対、食べて!!!!!!!絶対にね!」
(腕と手をグルングルン回していたらしい)
とアピール。
Yちゃんも私のあまりの勢いに気押されたのか、
後日、友達とそのマカロンを試してくれたのだそうだ。
そしたら、そのYちゃんの友達がこう言ったらしい。
「う〜ん。おいしいけど、そんな、死ぬほど、でもないな。
その人、大げさだね。」
おー、ショック!
確かに、今考えると
そこまで熱くなる必要なかったのかな、とも思う。
冷静な表現で、客観的に物事を伝えることも
もしかしたらできたのかもしれない。
けれど、私らしくない。
あの瞬間、私はマカロンに心から感激して、
「Yちゃんに食べてほしい!」と強く強く思ったのだ。
大げさであったとしても
毎日生きていくなかで
たとえ一瞬でも、
そのときそのときの感動を最大限に誰かに伝えたいし
これからもそうしたい。
だってあのマカロン、絶対に、
誰が何と言おうと、美味しい!
美味しすぎるのだ!!
身ぶり手ぶりや言い方が大げさだとよく言われる。
たとえば、
六本木のとあるチョコレートショップのマカロンの味にいたく感動したとき。
とにかく、その美味しさを同期のYちゃんに可能な限り伝えたかった。
「あのマカロン、死ぬほど、めっちゃくちゃ、猛烈に美味しかった!!
Yちゃん、絶対絶対、食べて!!!!!!!絶対にね!」
(腕と手をグルングルン回していたらしい)
とアピール。
Yちゃんも私のあまりの勢いに気押されたのか、
後日、友達とそのマカロンを試してくれたのだそうだ。
そしたら、そのYちゃんの友達がこう言ったらしい。
「う〜ん。おいしいけど、そんな、死ぬほど、でもないな。
その人、大げさだね。」
おー、ショック!
確かに、今考えると
そこまで熱くなる必要なかったのかな、とも思う。
冷静な表現で、客観的に物事を伝えることも
もしかしたらできたのかもしれない。
けれど、私らしくない。
あの瞬間、私はマカロンに心から感激して、
「Yちゃんに食べてほしい!」と強く強く思ったのだ。
大げさであったとしても
毎日生きていくなかで
たとえ一瞬でも、
そのときそのときの感動を最大限に誰かに伝えたいし
これからもそうしたい。
だってあのマカロン、絶対に、
誰が何と言おうと、美味しい!
美味しすぎるのだ!!
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2005/09/26
「就職活動」-新米編集者ジタバタ修行日記
就職活動をしている学生さん向けの本の企画がある。
今のところ11月に出版予定なので、
週に1回は著者の方とお会いしている。
改めて思うことだけれど
就職活動は、たくさんたくさんクリアしていかなければならないものがある。
きっと学生にとっては、憂鬱以外のなにものでもないんだろうな。
実際に自分を思い返してみてもそうだった。
でも、
そんな長い活動期間のなかでも、
「捨てたもんじゃないな。」と思える体験や出会いが、誰にも絶対に訪れる。
ある出版社での2次面接のときのこと。
会議室のドアを開けると、
35歳〜40歳ぐらいの、
仏頂面をした2人の男性面接官が待ち構えていた。
私が椅子に座るなり、
「お嬢ちゃん、これから何になりたいの?」
と、いきなり聞かれた。
そのプレッシャーで
しっかりと用意していた志望動機や自己PRは全て頭から吹っ飛んでしまい、
ポカーンとしてしまった。
しかも、なぜか真っ白になった頭の中で
前の日の晩に読んだマンガ『ゲゲゲの鬼太郎』の「目玉おやじ」だけが鮮明に残って
いた。
そして、とっさに
「目玉おやじのような人になりたいと思っています!」
となぜか(今でもわからないけど)言ってしまったのだ…。
これで終わった…。
そう思った瞬間、
今まで明らかにやる気がなかった面接官のひとりが
その答えに興味が湧いたらしく、急にいろいろ、質問してきた。
気がつけば3人で
「水木しげるの世界における目玉おやじの存在意義」について
夢中で話し合っていた。
挙げ句の果てに、意気投合して、
面接終了後にそのまま3人で夜中2時まで飲み明かしてしまった。
わけあってその会社に入社することはなかったけれど
思いがけなくいい出会いがあった。
ただ「内定」という目的だけじゃなくて
自分が飛躍的に成長する大きな機会として、就職活動をしてもらいたい。
この本を読むであろう学生たちを思いうかべながら、そう願いました。
今のところ11月に出版予定なので、
週に1回は著者の方とお会いしている。
改めて思うことだけれど
就職活動は、たくさんたくさんクリアしていかなければならないものがある。
きっと学生にとっては、憂鬱以外のなにものでもないんだろうな。
実際に自分を思い返してみてもそうだった。
でも、
そんな長い活動期間のなかでも、
「捨てたもんじゃないな。」と思える体験や出会いが、誰にも絶対に訪れる。
ある出版社での2次面接のときのこと。
会議室のドアを開けると、
35歳〜40歳ぐらいの、
仏頂面をした2人の男性面接官が待ち構えていた。
私が椅子に座るなり、
「お嬢ちゃん、これから何になりたいの?」
と、いきなり聞かれた。
そのプレッシャーで
しっかりと用意していた志望動機や自己PRは全て頭から吹っ飛んでしまい、
ポカーンとしてしまった。
しかも、なぜか真っ白になった頭の中で
前の日の晩に読んだマンガ『ゲゲゲの鬼太郎』の「目玉おやじ」だけが鮮明に残って
いた。
そして、とっさに
「目玉おやじのような人になりたいと思っています!」
となぜか(今でもわからないけど)言ってしまったのだ…。
これで終わった…。
そう思った瞬間、
今まで明らかにやる気がなかった面接官のひとりが
その答えに興味が湧いたらしく、急にいろいろ、質問してきた。
気がつけば3人で
「水木しげるの世界における目玉おやじの存在意義」について
夢中で話し合っていた。
挙げ句の果てに、意気投合して、
面接終了後にそのまま3人で夜中2時まで飲み明かしてしまった。
わけあってその会社に入社することはなかったけれど
思いがけなくいい出会いがあった。
ただ「内定」という目的だけじゃなくて
自分が飛躍的に成長する大きな機会として、就職活動をしてもらいたい。
この本を読むであろう学生たちを思いうかべながら、そう願いました。
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2005/09/22
「携帯電話」-新米編集者ジタバタ修行日記
結婚式の二次会以来、携帯電話が行方不明になった。
酔っぱらってお店に忘れたか、
タクシーの中に落としたか、
どちらかのはず、と
思いあたるところに電話をしまくって
日曜、月曜と探してみたものの全然みつからない。
どこかでひろわれて悪用されていたら恐ろしいので
電話会社に連絡して一旦携帯電話を止めた。
二ヶ月ぐらい前に機種変更したばかりの新品だったし、
友人の連絡先とかも全くわからなくなってしまったので
昨日一日ずずーんと落ち込んでいた。
もはや誰ひとり友達がいなくなってしまった気分だった。
そしたら!
昨日の夜。
帰宅したわたしの目の前で
なんと母が見覚えのある携帯電話をぶらさげて
にやにや笑っているではないか!!
「どこにあったの!?」
と、聞くわたしに母がひとこと。
「犬小屋」
「は???」
夕方、母が愛犬を散歩に連れ出して帰ってきたときのこと。
犬小屋の中にきらきら光る物体を見つけたという。
暴れまわる犬を押さえ付け
その物体を取り上げてみたら
娘の携帯電話であったというわけ。
おそらくほろ酔いで帰ってきた私は
家の前の玄関で、鍵を探しているうちに
携帯電話を落として、そのまま気がつかなかったらしい。
それを朝、犬が発見して
いそいそと自分の家に持って帰ったらしいのだ。
しかし、わたしという飼い主にして、この犬。
何とも恥ずかしい限り・・・。
酔っぱらってお店に忘れたか、
タクシーの中に落としたか、
どちらかのはず、と
思いあたるところに電話をしまくって
日曜、月曜と探してみたものの全然みつからない。
どこかでひろわれて悪用されていたら恐ろしいので
電話会社に連絡して一旦携帯電話を止めた。
二ヶ月ぐらい前に機種変更したばかりの新品だったし、
友人の連絡先とかも全くわからなくなってしまったので
昨日一日ずずーんと落ち込んでいた。
もはや誰ひとり友達がいなくなってしまった気分だった。
そしたら!
昨日の夜。
帰宅したわたしの目の前で
なんと母が見覚えのある携帯電話をぶらさげて
にやにや笑っているではないか!!
「どこにあったの!?」
と、聞くわたしに母がひとこと。
「犬小屋」
「は???」
夕方、母が愛犬を散歩に連れ出して帰ってきたときのこと。
犬小屋の中にきらきら光る物体を見つけたという。
暴れまわる犬を押さえ付け
その物体を取り上げてみたら
娘の携帯電話であったというわけ。
おそらくほろ酔いで帰ってきた私は
家の前の玄関で、鍵を探しているうちに
携帯電話を落として、そのまま気がつかなかったらしい。
それを朝、犬が発見して
いそいそと自分の家に持って帰ったらしいのだ。
しかし、わたしという飼い主にして、この犬。
何とも恥ずかしい限り・・・。
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2005/09/20
「ウェディング」-新米編集者ジタバタ修行日記
日曜日に友人の結婚式の二次会に行った。
主役の2人は、本当に幸せそうで
「人生で最良の日」
という感じだった。
ところで、私はこの日をスタートに年末までにあと5回ほど
友人の結婚式や二次会の予定がある。
「結婚式貧乏」になりそう。
どうやら年齢的には25歳ぐらいで第一次結婚式ラッシュがくるらしく
それを過ぎると次は28、9ぐらいに第二番目の波がくるらしい。
ちなみにディスカヴァーの若手女子は勝手に推測するところによると、
今のところ全く誰もそんな気配がないので、
確実に(私含め)、後者であるはず。
しかし、女友達同士のときは
「結婚は、まだまだ私はいいや!」
などと言い合っているのに、
なぜかブーケトスの時間になると
みな、なんとなくおちつかなくなる。
その日も
「ブーケトスが始まります!」
というアナウンスを合図に
私たちの顔は俄然、真剣になった。
あの、ブーケが投げられて、
自分じゃない誰かが受け取った瞬間の
女性陣の、ほんのちょっとした顔のこわばり具合と、
変な一瞬の間…。
そしてひと呼吸おいての拍手。
やはり結婚は女性すべての夢と憧れなんだな。
そんなことを思いつつ、
ほど良く酔っぱらいつつ、帰宅した私に玄関で母親がひとこと。
「あなた、最近結婚式に呼ばれてばっかりねぇ〜。
そろそろ、本腰入れて頑張りなさいよ!」
そう言われてもなぁ。
誰かいい人いませんかねー。
主役の2人は、本当に幸せそうで
「人生で最良の日」
という感じだった。
ところで、私はこの日をスタートに年末までにあと5回ほど
友人の結婚式や二次会の予定がある。
「結婚式貧乏」になりそう。
どうやら年齢的には25歳ぐらいで第一次結婚式ラッシュがくるらしく
それを過ぎると次は28、9ぐらいに第二番目の波がくるらしい。
ちなみにディスカヴァーの若手女子は勝手に推測するところによると、
今のところ全く誰もそんな気配がないので、
確実に(私含め)、後者であるはず。
しかし、女友達同士のときは
「結婚は、まだまだ私はいいや!」
などと言い合っているのに、
なぜかブーケトスの時間になると
みな、なんとなくおちつかなくなる。
その日も
「ブーケトスが始まります!」
というアナウンスを合図に
私たちの顔は俄然、真剣になった。
あの、ブーケが投げられて、
自分じゃない誰かが受け取った瞬間の
女性陣の、ほんのちょっとした顔のこわばり具合と、
変な一瞬の間…。
そしてひと呼吸おいての拍手。
やはり結婚は女性すべての夢と憧れなんだな。
そんなことを思いつつ、
ほど良く酔っぱらいつつ、帰宅した私に玄関で母親がひとこと。
「あなた、最近結婚式に呼ばれてばっかりねぇ〜。
そろそろ、本腰入れて頑張りなさいよ!」
そう言われてもなぁ。
誰かいい人いませんかねー。
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2005/09/15
「海の匂い」-新米編集者ジタバタ修行日記」
昨夜、ひさしぶりにオフィスに最後のひとりになってしまった。
どうしても今週中に完成しなければならない仕事があったので
意識がもうろうとしつつも、
「気合いだー!」
と喝を入れつつ、先輩に泣きつきながら、なんとか頑張っていたが
二時ぐらいで力尽きた。
とぼとぼとビルの外へ出た瞬間。
少し冷えた夜の風の流れのなかで
ほんのかすかに海の匂いがした。
絶対に、確かに、海の匂い。
わたしの家は海に近くて
湿気の多い夜など、濃厚な潮の香で頭が痛くなるほど。
だからめずらしくもなんともないはずなのに、
こんなにビルがたくさんあって、皇居も近い大都会の真ん中で
海の存在を感じることができたことに
眠気もどこへやら、大いに嬉しくなってしまった。
このまま、このかすかな海の匂いをたどって
どんどん匂いが濃くなるほうに歩いていって、
お台場あたりにたどりついて、
それで、そのまま朝日が出るのを拝んで、
元気に出社しようかなー、
と一瞬思ったけれど
当然やめた。
社会人らしく、おとなしくタクシーに乗りました。
「でもいつか絶対に会社から海まで歩いていってやる!」
と心に決めました(次の日が休みのとき限定だけど)。
どうしても今週中に完成しなければならない仕事があったので
意識がもうろうとしつつも、
「気合いだー!」
と喝を入れつつ、先輩に泣きつきながら、なんとか頑張っていたが
二時ぐらいで力尽きた。
とぼとぼとビルの外へ出た瞬間。
少し冷えた夜の風の流れのなかで
ほんのかすかに海の匂いがした。
絶対に、確かに、海の匂い。
わたしの家は海に近くて
湿気の多い夜など、濃厚な潮の香で頭が痛くなるほど。
だからめずらしくもなんともないはずなのに、
こんなにビルがたくさんあって、皇居も近い大都会の真ん中で
海の存在を感じることができたことに
眠気もどこへやら、大いに嬉しくなってしまった。
このまま、このかすかな海の匂いをたどって
どんどん匂いが濃くなるほうに歩いていって、
お台場あたりにたどりついて、
それで、そのまま朝日が出るのを拝んで、
元気に出社しようかなー、
と一瞬思ったけれど
当然やめた。
社会人らしく、おとなしくタクシーに乗りました。
「でもいつか絶対に会社から海まで歩いていってやる!」
と心に決めました(次の日が休みのとき限定だけど)。
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2005/09/14
「あこがれの女性」-新米編集者ジタバタ修行日記
昨夜友人から、
ファッションに関する質問のメールが送られてきた。
その12個の質問に回答しているうちに、
小学生の頃のことを思い出した。
その頃のわたしは、
ラルフローレンの紺か白のハイソックスに
ポロシャツ、もしくはボタンダウンシャツ、プリーツスカート、
というスタイルに頑固にこだわっていた。
父親のトラッド好きに影響されたのもあるけれど
もうひとつは、
大好きな憧れの女性がいて、その人みたいになりたかったから。
その人は母が高校生の時からの親友で、
どこかの小さな出版社で書籍の編集者をしていた。
いつもラルフローレンのストライプのボタンダウンシャツやポロシャツを
ピタッと、女らしく、トラディショナルに着こなしていた。
遊びに来るときはいつも、わたしへのお土産として
エラリークイーンとかアガサ・クリスティとかの推理小説と一緒に
ラルフローレンのいろんな色のボタンダウンシャツをくれた。
そのお土産効果もあるけれど
「かっこいい女の人=トラッドスタイル=つまりは編集者」
という単純な図式が、幼いながらも形成されて 、
「あの人みたいになりたい」
という思いを
どこかで心に残しながら、ファッションもトラッド好きなまま
中学、高校、大学と過ごしてきた。
そして今は、編集者のたまごになっているわたし。
編集の仕事を目指し、ディスカヴァーに入社した理由は
その人への憧れからだけではないけれど、
小さいころの強い印象が、
人生に大きく影響していることにあらためて気づいた。
それにしてもあのラルフローレンのシャツコレクション、
どっか押入れにとっておいてないかな?
もったいないから、今からでも無理やりぴちぴちで着ようかなー。
早速今夜探してみることにしよう。
ファッションに関する質問のメールが送られてきた。
その12個の質問に回答しているうちに、
小学生の頃のことを思い出した。
その頃のわたしは、
ラルフローレンの紺か白のハイソックスに
ポロシャツ、もしくはボタンダウンシャツ、プリーツスカート、
というスタイルに頑固にこだわっていた。
父親のトラッド好きに影響されたのもあるけれど
もうひとつは、
大好きな憧れの女性がいて、その人みたいになりたかったから。
その人は母が高校生の時からの親友で、
どこかの小さな出版社で書籍の編集者をしていた。
いつもラルフローレンのストライプのボタンダウンシャツやポロシャツを
ピタッと、女らしく、トラディショナルに着こなしていた。
遊びに来るときはいつも、わたしへのお土産として
エラリークイーンとかアガサ・クリスティとかの推理小説と一緒に
ラルフローレンのいろんな色のボタンダウンシャツをくれた。
そのお土産効果もあるけれど
「かっこいい女の人=トラッドスタイル=つまりは編集者」
という単純な図式が、幼いながらも形成されて 、
「あの人みたいになりたい」
という思いを
どこかで心に残しながら、ファッションもトラッド好きなまま
中学、高校、大学と過ごしてきた。
そして今は、編集者のたまごになっているわたし。
編集の仕事を目指し、ディスカヴァーに入社した理由は
その人への憧れからだけではないけれど、
小さいころの強い印象が、
人生に大きく影響していることにあらためて気づいた。
それにしてもあのラルフローレンのシャツコレクション、
どっか押入れにとっておいてないかな?
もったいないから、今からでも無理やりぴちぴちで着ようかなー。
早速今夜探してみることにしよう。
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2005/09/13
「恋愛コーチング」-新米編集者ジタバタ修行日記
夕方、コーチングをやっている関連会社に用事があっておじゃました。
この会社は、コーチングを軸として、主に企業のコンサルティングを行っている。
したがってスタッフのひとりひとりがプロのコーチ。
話していると、いつも何か新しい刺激を受ける。
そして、今日
いつも仲良くしているコーチのAさんと
私の過去の恋愛話をしていたときのこと。
別れたときの気持ちやら、今の気持ちやらを思いつつ、
ふと
「Aさん、恋愛コーチングしてくださいよー。」
と言ってみると、
いきなりAさんがこんな質問をしてきた。
「Oとつきあうと、どんなメリットがあるの?」
正直、ドキッッ!とした。
一気に混乱におちいってしまった。
一見、普通の質問。
でも、自分とつきあうことで、相手にどんなメリットがあるか
真剣に考えてみたことなんて今までなかった。
実は、とてもとても、自分でそれを直視することを怖がっていたことにそのとき気付
いた。
自信がない、ということ。
もしくはつまらないプライドなのかもしれないな。
そして恋愛も仕事もすごく似てる。
逆に、Aさんに
「わたしとつきあったら、どんないいことがあると思います?」
と聞いてみたら
いつもの明るい調子でぽんぽん答えてくれた。
また、そのぽんぽん言ってくれるのが、純粋にうれしかった!
コーチングってすごい。
しかし、その後のわたしの真剣な
「でも、私へのニーズがないんですけど・・・」
という相談に、
「まかしとけ!責任はとる!でも俺はとらない!」
と満面の笑みで言い切ったのはとても微妙です・・・。
この会社は、コーチングを軸として、主に企業のコンサルティングを行っている。
したがってスタッフのひとりひとりがプロのコーチ。
話していると、いつも何か新しい刺激を受ける。
そして、今日
いつも仲良くしているコーチのAさんと
私の過去の恋愛話をしていたときのこと。
別れたときの気持ちやら、今の気持ちやらを思いつつ、
ふと
「Aさん、恋愛コーチングしてくださいよー。」
と言ってみると、
いきなりAさんがこんな質問をしてきた。
「Oとつきあうと、どんなメリットがあるの?」
正直、ドキッッ!とした。
一気に混乱におちいってしまった。
一見、普通の質問。
でも、自分とつきあうことで、相手にどんなメリットがあるか
真剣に考えてみたことなんて今までなかった。
実は、とてもとても、自分でそれを直視することを怖がっていたことにそのとき気付
いた。
自信がない、ということ。
もしくはつまらないプライドなのかもしれないな。
そして恋愛も仕事もすごく似てる。
逆に、Aさんに
「わたしとつきあったら、どんないいことがあると思います?」
と聞いてみたら
いつもの明るい調子でぽんぽん答えてくれた。
また、そのぽんぽん言ってくれるのが、純粋にうれしかった!
コーチングってすごい。
しかし、その後のわたしの真剣な
「でも、私へのニーズがないんですけど・・・」
という相談に、
「まかしとけ!責任はとる!でも俺はとらない!」
と満面の笑みで言い切ったのはとても微妙です・・・。
記事から|本・雑誌|につながる 
この記事の内容に近いと判断した「本・雑誌」又は「ほんつなブログ」をご紹介します
この記事の内容に近いと判断した「本・雑誌」又は「ほんつなブログ」をご紹介します
「妹」-新米編集者ジタバタ修業日記
わたしには3歳年下の、音大でクラリネットを専攻している妹がいる。
クールで、でも恐ろしく口が達者で、ガンコで、何より負けず嫌い。
姉としての威厳なんぞ全くなく、
なにか言おうものなら
「お姉ちゃん!また恥ずかしいこと言わないでよっ!」
と激しく怒られることもしばしば。
完全に姉と妹の立場が実質逆転している状態。
そんな彼女が、大学のオーケストラの演奏会で
シューマンのピアノ協奏曲の、クラリネットのソロに選ばれた。
長い1曲の中、たった3分間だけ、
クラリネットソロとピアノが響きわたる。
その3分間のために
ここ2ヶ月間、朝は4時起床、帰宅は終電と
「この子、死ぬんじゃなかろうか?」
と思うくらい練習していた。
そして本番の日。
何となく緊張して落ち着かない私を尻目に
見事に間違えず演奏しきった。
終了後、すぐに楽屋を訪ねると
後輩たちに囲まれながら
イギリス人の指揮者の先生に抱きしめられて
クールに笑っている彼女がいた。
そんな彼女を見て、わが妹ながら
「なんか偉くなっちまったのかなぁ〜。」
とちょっと寂しく眺めていた。
すると、妹がわたしを見つけ、
走ってきて飛びつくなり、こう言った。
「お姉ちゃん、ちゃんと見てた?
わたしもたまには、お姉ちゃんよりリードしてみた。」
ここ数年
「すごいな、かなわないな。」
と感じていたのはわたしだけだと思ってたけど
意外にそうでもなかったってわけだ。
となりで母がそんなわたしたちを見て、にやにや笑っていた。
クールで、でも恐ろしく口が達者で、ガンコで、何より負けず嫌い。
姉としての威厳なんぞ全くなく、
なにか言おうものなら
「お姉ちゃん!また恥ずかしいこと言わないでよっ!」
と激しく怒られることもしばしば。
完全に姉と妹の立場が実質逆転している状態。
そんな彼女が、大学のオーケストラの演奏会で
シューマンのピアノ協奏曲の、クラリネットのソロに選ばれた。
長い1曲の中、たった3分間だけ、
クラリネットソロとピアノが響きわたる。
その3分間のために
ここ2ヶ月間、朝は4時起床、帰宅は終電と
「この子、死ぬんじゃなかろうか?」
と思うくらい練習していた。
そして本番の日。
何となく緊張して落ち着かない私を尻目に
見事に間違えず演奏しきった。
終了後、すぐに楽屋を訪ねると
後輩たちに囲まれながら
イギリス人の指揮者の先生に抱きしめられて
クールに笑っている彼女がいた。
そんな彼女を見て、わが妹ながら
「なんか偉くなっちまったのかなぁ〜。」
とちょっと寂しく眺めていた。
すると、妹がわたしを見つけ、
走ってきて飛びつくなり、こう言った。
「お姉ちゃん、ちゃんと見てた?
わたしもたまには、お姉ちゃんよりリードしてみた。」
ここ数年
「すごいな、かなわないな。」
と感じていたのはわたしだけだと思ってたけど
意外にそうでもなかったってわけだ。
となりで母がそんなわたしたちを見て、にやにや笑っていた。
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2005/09/09
「甘い匂いの思い出」- 新米編集者ジタバタ修行日記
オフィスの隣に女子大の付属高校がある。
女子高生がわいわい言いながら
道路をぞろぞろと横断して行くのはいつもの光景。
今日、そんな女子高生達を見ながら
自分の高校生の頃を思い出した。
わたしの通っていた高校はどの駅に行くのにも30分はかかる。
当然高校から駅に向かって友達と帰る道中
コンビ二とか、ラーメン屋とか
いろんな所に道草しながらだらだら帰る。
そのいつもの帰り道に
かわいいケーキ屋さんがあった。
いつもの仲間とは
丁度そのケーキ屋さんで家に帰る方向が二手に別れるので
自然と溜まることになってしまう。
でも、そこで井戸端会議をするのにはもう一つ理由があった。
それは、換気扇の出口から
甘〜いお菓子を焼くバニラの匂いが流れ出てくること。
おなかが空いているわたしたちは
毎日甘い匂いを吸い込みまくりながら
お小遣いもないのでケーキも買わず、
何時間も暗くなるまでしゃべっていた。
しかしある日、
いつものように匂いを吸い込むわたしたちの仲間の一人に
急に異変がおこった。
「なんか、すごくかゆい!」
と言い出したのだ。
確かにその日は甘い匂いのほかに、ちょっとスパイシーな香りも混ざっていた。
アレルギーがあるその子は、たぶんそれにやられたのだろう。
「かゆいから、帰る!」
と叫びながら彼女は帰ってしまい
わたしたちもなんだか恐ろしくなって、
ケーキ屋さんの換気扇下で溜まるのもなんとなくやめにしてしまった。
あの匂いになぜみんなあれほど執着したのか、本当にふしぎで、
今でもそのメンバーで集まるとその話でひとしきり笑いあう。
「かゆい!」
と叫んだ彼女も今では無事(?)新妻になり、
あっというまに過ぎた時間を感じたのでした。
女子高生がわいわい言いながら
道路をぞろぞろと横断して行くのはいつもの光景。
今日、そんな女子高生達を見ながら
自分の高校生の頃を思い出した。
わたしの通っていた高校はどの駅に行くのにも30分はかかる。
当然高校から駅に向かって友達と帰る道中
コンビ二とか、ラーメン屋とか
いろんな所に道草しながらだらだら帰る。
そのいつもの帰り道に
かわいいケーキ屋さんがあった。
いつもの仲間とは
丁度そのケーキ屋さんで家に帰る方向が二手に別れるので
自然と溜まることになってしまう。
でも、そこで井戸端会議をするのにはもう一つ理由があった。
それは、換気扇の出口から
甘〜いお菓子を焼くバニラの匂いが流れ出てくること。
おなかが空いているわたしたちは
毎日甘い匂いを吸い込みまくりながら
お小遣いもないのでケーキも買わず、
何時間も暗くなるまでしゃべっていた。
しかしある日、
いつものように匂いを吸い込むわたしたちの仲間の一人に
急に異変がおこった。
「なんか、すごくかゆい!」
と言い出したのだ。
確かにその日は甘い匂いのほかに、ちょっとスパイシーな香りも混ざっていた。
アレルギーがあるその子は、たぶんそれにやられたのだろう。
「かゆいから、帰る!」
と叫びながら彼女は帰ってしまい
わたしたちもなんだか恐ろしくなって、
ケーキ屋さんの換気扇下で溜まるのもなんとなくやめにしてしまった。
あの匂いになぜみんなあれほど執着したのか、本当にふしぎで、
今でもそのメンバーで集まるとその話でひとしきり笑いあう。
「かゆい!」
と叫んだ彼女も今では無事(?)新妻になり、
あっというまに過ぎた時間を感じたのでした。
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2005/09/08
「井の中の蛙」- 新米編集者ジタバタ修行日記
昨日からわたしのパソコンがイカれてしまった。
直るのは月曜日ということ。
仕方ないので、他の人のパソコンを借りたりして、
うろうろ渡り歩きながら仕事をしている。
メールも満足に送れないので
「ああ〜効率が悪い!!」
と、もだえている。
とにかく
「パソコンを使わなくてもできることを」と思い、
やろうと思っていた読者感想はがきの整理を
集中的にやることにした。
というのも、
読者の方々が感想はがきで応募してくれた
歌や、まんが、ドラマの中に出てくる名言の数々を集めてつくる
『わたしたちの名言集』というシリーズがある。
現在、シリーズ5作目で発売以来ディスカヴァーのベストセラー。
そしてついに、11月、待望の第6作目を出すことになったのだ。
一枚一枚はがきを読むたびに、その都度、感動してしまうのだけれど
そんななか、
とりわけわたしの心をギュっとつかんで放さない名言を発見してしまった。
「井の中の蛙 大海を知らず されど空の青さを知る」
(ドラマ『新撰組』)
すごい・・・・・。
今日は久々に暑くてしんどかったけれど
その言葉を思い出して、
思いっきり真っ青な空を見上げてみました。
直るのは月曜日ということ。
仕方ないので、他の人のパソコンを借りたりして、
うろうろ渡り歩きながら仕事をしている。
メールも満足に送れないので
「ああ〜効率が悪い!!」
と、もだえている。
とにかく
「パソコンを使わなくてもできることを」と思い、
やろうと思っていた読者感想はがきの整理を
集中的にやることにした。
というのも、
読者の方々が感想はがきで応募してくれた
歌や、まんが、ドラマの中に出てくる名言の数々を集めてつくる
『わたしたちの名言集』というシリーズがある。
現在、シリーズ5作目で発売以来ディスカヴァーのベストセラー。
そしてついに、11月、待望の第6作目を出すことになったのだ。
一枚一枚はがきを読むたびに、その都度、感動してしまうのだけれど
そんななか、
とりわけわたしの心をギュっとつかんで放さない名言を発見してしまった。
「井の中の蛙 大海を知らず されど空の青さを知る」
(ドラマ『新撰組』)
すごい・・・・・。
今日は久々に暑くてしんどかったけれど
その言葉を思い出して、
思いっきり真っ青な空を見上げてみました。
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2005/09/07
「ランチ」- 新米編集者ジタバタ修行日記
毎日のことだけれど
同僚とランチに出るとき
「ああ、社会人なんだなぁ」
と今さらながら実感する。
12時ぐらいにオフィスを出て、
同僚と、どこのお店に入るか(なんだかんだ言って、いつも大体同じ店だけど)
何が食べたいかを相談し、
席があいているか心配になりながら
やや早足で向かう。
メニューを決めるのもそこそこに
午前中の仕事の話や、前の日の夜のこと、
最近の恋愛ネタとかをたくさんしゃべりまくる。
「1日で1番楽しみな時間」といってもいいぐらい。
学生時代は「ランチの貴重な1時間」という意識なんて全くなかった。
2時間でも3時間でも
好きなだけだらだらとお昼を食べたり、ぼーっとしたり。
「急ぐ」という考えが抜け落ちた生活。
「限られた時間」を意識するようになったのは、働くようになってからのこと。
昔に比べて自由な時間は少なくなったけれど
「やばい!もうオフィスに戻らなきゃ!」
と慌ててコーヒーを飲み干して
名残惜しくお店を飛び出す今のほうが、断然楽しい。
というわけで、毎日ばっちりお昼でリフレッシュしていることが
これでばれてしまったので
午後の仕事も集中力を高めてがんばらなきゃ!
同僚とランチに出るとき
「ああ、社会人なんだなぁ」
と今さらながら実感する。
12時ぐらいにオフィスを出て、
同僚と、どこのお店に入るか(なんだかんだ言って、いつも大体同じ店だけど)
何が食べたいかを相談し、
席があいているか心配になりながら
やや早足で向かう。
メニューを決めるのもそこそこに
午前中の仕事の話や、前の日の夜のこと、
最近の恋愛ネタとかをたくさんしゃべりまくる。
「1日で1番楽しみな時間」といってもいいぐらい。
学生時代は「ランチの貴重な1時間」という意識なんて全くなかった。
2時間でも3時間でも
好きなだけだらだらとお昼を食べたり、ぼーっとしたり。
「急ぐ」という考えが抜け落ちた生活。
「限られた時間」を意識するようになったのは、働くようになってからのこと。
昔に比べて自由な時間は少なくなったけれど
「やばい!もうオフィスに戻らなきゃ!」
と慌ててコーヒーを飲み干して
名残惜しくお店を飛び出す今のほうが、断然楽しい。
というわけで、毎日ばっちりお昼でリフレッシュしていることが
これでばれてしまったので
午後の仕事も集中力を高めてがんばらなきゃ!
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2005/09/06
「表彰式」- 新米編集者ジタバタ修行日記
昨日はスタッフ全員 がそろう
ディスカヴァーのミーティング。
今年も半期を過ぎたので
いろんな人の表彰が行われた。
素晴らしい売り上げを達成したり、
ベストヒットをつくりだすことを人知れず努力していたり
売上が厳しい店鋪を飛躍的に伸ばしたり。
またオフィス内で、スタッフがいつも気持よく働く環境をつくったり、
必要なデータやシステム関係を一手にひきうけてサポートしたり。
それぞれ
「この人が会社にいてくれて良かったな」
と表彰されていく一人一人を眺めながら実感。
でも、とりわけわたしと同期入社の営業マンのH君が
表彰されたときは、ちょっと涙が出そうになった。
入社したての頃は、よれよれのスーツを着ていて
同期のわたしたちにやりこめられて泣いちゃうこともあった彼が
今や精神的にも、営業成績の上でも
後輩から慕われ、彼らをリードしている。
やっぱり、ちょっとよれよれのスーツは
2年前とあまり変わらないけれど
壇上に立つH君に後輩のみんなが
たくさんたくさん拍手を贈っているのを見て
なんだかジーンとなってしまった。
わたしも負けてられないなと思ったミーティングでした。
ディスカヴァーのミーティング。
今年も半期を過ぎたので
いろんな人の表彰が行われた。
素晴らしい売り上げを達成したり、
ベストヒットをつくりだすことを人知れず努力していたり
売上が厳しい店鋪を飛躍的に伸ばしたり。
またオフィス内で、スタッフがいつも気持よく働く環境をつくったり、
必要なデータやシステム関係を一手にひきうけてサポートしたり。
それぞれ
「この人が会社にいてくれて良かったな」
と表彰されていく一人一人を眺めながら実感。
でも、とりわけわたしと同期入社の営業マンのH君が
表彰されたときは、ちょっと涙が出そうになった。
入社したての頃は、よれよれのスーツを着ていて
同期のわたしたちにやりこめられて泣いちゃうこともあった彼が
今や精神的にも、営業成績の上でも
後輩から慕われ、彼らをリードしている。
やっぱり、ちょっとよれよれのスーツは
2年前とあまり変わらないけれど
壇上に立つH君に後輩のみんなが
たくさんたくさん拍手を贈っているのを見て
なんだかジーンとなってしまった。
わたしも負けてられないなと思ったミーティングでした。
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2005/09/05
「一人でよりも楽しめること」- 新米編集者ジタバタ修行日記
ディスカヴァーから
『ふたりだからできること』という本が出ている。
親友や恋人へのプレゼントにおすすめしたい、
かわいい大人の絵本。
タイトルのとおり、
「一人」ではできなくて、「二人」じゃないとできないことが
たくさんのっている。
例えば
キャッチボール、馬跳び、ソファを運ぶこと、喧嘩すること、
後ろ姿をほめてもらうこと、などなど・・・。
そう考えると、この本にある以外にも
「二人」のほうが楽しいことはたくさんある。
この間夜中の公園で
ひさしぶりにある人とブランコに乗った。
最初はそれぞれゆったりとこいでいたのだが、
その内わたしが乗っているブランコを
もう一人がガンガン激しく揺らし始めた。
あまりの勢いに思わず落っこちてしまいそうで、
けっこう真剣に恐怖を感じた。
でも、
考えてみれば
一人きりで必死にブランコをこいでも
こんなスピード感や、
「止まんないよー!!」というスリルを
味わうことはできないのかも。
となりで同じように必死でこいでいたり、
揺らしてくれたりする人がいるから
ブランコは楽しいんだなぁ。
そんなことを夜中の公園で、ふと思いました。
『ふたりだからできること』という本が出ている。
親友や恋人へのプレゼントにおすすめしたい、
かわいい大人の絵本。
タイトルのとおり、
「一人」ではできなくて、「二人」じゃないとできないことが
たくさんのっている。
例えば
キャッチボール、馬跳び、ソファを運ぶこと、喧嘩すること、
後ろ姿をほめてもらうこと、などなど・・・。
そう考えると、この本にある以外にも
「二人」のほうが楽しいことはたくさんある。
この間夜中の公園で
ひさしぶりにある人とブランコに乗った。
最初はそれぞれゆったりとこいでいたのだが、
その内わたしが乗っているブランコを
もう一人がガンガン激しく揺らし始めた。
あまりの勢いに思わず落っこちてしまいそうで、
けっこう真剣に恐怖を感じた。
でも、
考えてみれば
一人きりで必死にブランコをこいでも
こんなスピード感や、
「止まんないよー!!」というスリルを
味わうことはできないのかも。
となりで同じように必死でこいでいたり、
揺らしてくれたりする人がいるから
ブランコは楽しいんだなぁ。
そんなことを夜中の公園で、ふと思いました。
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2005/09/02
「女子大生に人気の本」- 新米編集者ジタバタ修行日記
昨晩、会社から帰ると、
大学四年生の妹の友人達が
家に遊びに来ていた。
深夜0時をまわっていたのに、
「ゆっくり休みたーい。」
といらつく姉の思惑などシカト状態で
女同士5人、盛り上がりは最高潮に。
すると
妹の友達が急にわたしの部屋に入ってきた。
ドアを開けるなり
「おねえさーん、すごい面白い本なんで
見て下さいよー。めちゃくちゃ当たるんです!」
「どんな本だ?」
と覗いてみたら、それはなんと
『The Book of ANSWERS to LIFE』
ご存知でない人もいるかもしれないが、ディスカヴァーのベストセラー。
自分への質問を思い浮かべて
本をパッと開くと、そのページに一言
古今東西の名言の答えがあるという本なのだ。
「あのー、わたしその本を出版してる会社で
働いちゃったりしてんだけど。」
というわたしの言葉に一同唖然(なぜか妹でさえも。情けなや・・・。 )
そして大盛り上がり。
でも、
自分達が作った1冊の本がこんなにも可愛がられているのを
目の当たりにして、本当に嬉しかった。
「今時の女子大生もなかなかいい子が多いんじゃないかね。」
と満足しつつ、
どんなに騒がしくてもあきらめながら
眠りについたのでした。
大学四年生の妹の友人達が
家に遊びに来ていた。
深夜0時をまわっていたのに、
「ゆっくり休みたーい。」
といらつく姉の思惑などシカト状態で
女同士5人、盛り上がりは最高潮に。
すると
妹の友達が急にわたしの部屋に入ってきた。
ドアを開けるなり
「おねえさーん、すごい面白い本なんで
見て下さいよー。めちゃくちゃ当たるんです!」
「どんな本だ?」
と覗いてみたら、それはなんと
『The Book of ANSWERS to LIFE』
ご存知でない人もいるかもしれないが、ディスカヴァーのベストセラー。
自分への質問を思い浮かべて
本をパッと開くと、そのページに一言
古今東西の名言の答えがあるという本なのだ。
「あのー、わたしその本を出版してる会社で
働いちゃったりしてんだけど。」
というわたしの言葉に一同唖然(なぜか妹でさえも。情けなや・・・。 )
そして大盛り上がり。
でも、
自分達が作った1冊の本がこんなにも可愛がられているのを
目の当たりにして、本当に嬉しかった。
「今時の女子大生もなかなかいい子が多いんじゃないかね。」
と満足しつつ、
どんなに騒がしくてもあきらめながら
眠りについたのでした。
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2005/09/01
「チェックしなきゃ!」- 新米編集者ジタバタ修行日記
先日、同僚8人という大人数で
夏を急いで満喫せねば!!と、
新宿の屋上ビアガーデンに行った。
ろばた焼きの煙りをあびながら
ちっちゃいテーブルを囲み、8人でぎゅうぎゅうに座る。
暑いうえに、生ビールをガンガン飲んだので全員ほろ酔い状態。
当然、トークも冴えわたっていた。
そんななか、
先輩Tさんからわたしにショッキングな一言が!
「Oさんはチェック機能が足りないよ〜。」
そしてそれに深くうなずく同僚たち。
後輩でさえ賛成の表情を浮かべていた。
ガビーン・・・・・。
でも図星。
確かに、わたしはいつもなぜか慌てていろんなものを見落としがち。
Tさんのお言葉を肝に銘じつつも
その夜はそこから記憶が定かではなくなった。
そして今日。
Tさんから原稿を細かくきちんと見ることについて教えてもらっていたときのこと。
「大体わたしは人生のチェック機能も甘いんだよなぁ…。」
と、ぼやくわたしに、Tさんから再び厳しいお言葉。
「Oさんの人生はどうでもいいけど、原稿はきちんとチェックしてね-。」
再びガビーン。
とりあえずTさんから託された10月の新刊の校正刷りを
週末に目を皿のようにして見ることにします。
夏を急いで満喫せねば!!と、
新宿の屋上ビアガーデンに行った。
ろばた焼きの煙りをあびながら
ちっちゃいテーブルを囲み、8人でぎゅうぎゅうに座る。
暑いうえに、生ビールをガンガン飲んだので全員ほろ酔い状態。
当然、トークも冴えわたっていた。
そんななか、
先輩Tさんからわたしにショッキングな一言が!
「Oさんはチェック機能が足りないよ〜。」
そしてそれに深くうなずく同僚たち。
後輩でさえ賛成の表情を浮かべていた。
ガビーン・・・・・。
でも図星。
確かに、わたしはいつもなぜか慌てていろんなものを見落としがち。
Tさんのお言葉を肝に銘じつつも
その夜はそこから記憶が定かではなくなった。
そして今日。
Tさんから原稿を細かくきちんと見ることについて教えてもらっていたときのこと。
「大体わたしは人生のチェック機能も甘いんだよなぁ…。」
と、ぼやくわたしに、Tさんから再び厳しいお言葉。
「Oさんの人生はどうでもいいけど、原稿はきちんとチェックしてね-。」
再びガビーン。
とりあえずTさんから託された10月の新刊の校正刷りを
週末に目を皿のようにして見ることにします。
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