2006/03/31

「お助けBOOK」-新米編集者ジタバタ修行日記

突然だが、わたしは編集に加え、
ディスカヴァーから新刊が出るたびにプレスリリースを作成し、
新聞やさまざまな雑誌の編集部に本と一緒に送る、
という仕事もしている。

このプレスリリースを担当するようになって、
はや半年以上経ったのだが…。

たかがリリース、されどリリース!

効果的なトピックや、キャッチコピーを考え、
その本の売りを伝えきることは、ほんとうに難しい。
金田一耕助みたいに頭をぐしゃぐしゃにしながら悩み、
七転八倒して、やっと完成する。

そんな日頃のわたしを見て、
先輩のTさんが驚異的にすばらしい一冊の本を貸してくださった。

日本実業出版社さんから刊行されている
『マスコミが思わず取り上げたくなる 
 プレスリリースのつくり方・使い方』

悩めるわたしには、

「救世主が来た!神よ!」

ってな感じだった。

この本のすごいところは、
そのまま真似してしまえるリリースの例が80個も付いていること?その文例に対して、解説もきちんとついているので理解もしやすい。

このブログを読んでいただいているあなたが、
たとえ、急に社長に肩を叩かれて
「おまえ、今日から広報になった!」
とかなんとか言われても、
この本さえあれば、
呆然としつつも、一時間ほどでコツをマスターしてしまえそうだ。

そして、さらに感動的なことに、
先日、さる飲み会で、
この本を担当された編集者の方にお会いすることができた。

感謝のあまり、
思わずその方の両手を強く強く握って、
頭上に押し頂いてしまった。
もちろん熱いお礼も申し上げた。
もしかしたら、わたしを変な女だと思ったかもしれない。

それにしても、こんなふうに読者を熱くさせる本を
早くわたしも作れるようにならないとなぁ、と
ふと真面目に思いました。

わたしが大げさすぎる、という説もありますが…。

2006/03/28

「桜」-新米編集者ジタバタ修行日記

ディスカヴァーのオフィスから、歩いて5分ぐらいのところに
桜の名所で有名な千鳥ヶ渕がある。
九段下の駅から歩いて通勤しているわたしは、
毎年この季節になるたびに、
その桜のトンネルを通過しながら、オフィスへと向かう。
昨日見た感じでは、現在桜は五分咲きぐらいだ。

桜というと思い出すのが、高校の時の担任だったO先生。
こちらが恥ずかしくなるくらいの熱血漢で、
その性格に負けない大きな声は迫力満点。
授業中の居眠りなんて絶対にゆるされなかった。

そんな先生が、卒業式の日、
クラス全員に、こんな言葉をくれた。

「俺は、お前達に、ずっと5分咲きの桜でいてほしいと思っている。
何年たっても、何歳になってもだ。

5分咲きの桜を眺めると、
いずれ満開になるであろう桜を想像して、希望でいっぱいになる。

もちろん、満開の桜は美しい。
でも、人生は、満開の瞬間で止まってしまってはいけないんだ。

常に、5分咲きの気持ちで、満開を目指し続ける人間になれ!

それでも。
くじけて自分で桜を散らしてしまいそうになったときは、
俺のところに来い。

ひとひらの花びらでさえも、地面に着いてしまわないように、
キャッチしてやる。
安心しろ!」


今も、ずーっと忘れずに、
心に残っているこの言葉。

桜の季節になるたびに、
「5分咲きの桜、5分咲きの桜でいこう!」
と、自分に言い聞かせる。

が、それと同時に、
O先生の、
「おい、O!数学5点ってなんだ!勉強しろ!」
という言葉も思いだされて、
ずーんとした気持ちになるのです…。

2006/03/23

「新入社員」ー新米編集者ジタバタ修行日記

昨日、ディスカヴァーに新しい仲間が二人入社した。

ウェルカムメッセージが飾られている彼女たちの席を見るたびに、
「ついに入ってきたんだな〜!」
という新鮮さや嬉しさを感じる。

いつまでも新人気分だったけれど、
この4月でわたしもついに社会人4年目にさしかかる。

入社してすぐの頃は、
営業部のC先輩から、沢山のことを
一から教えていただくことから始まった。

「電話はすぐに取る!」
「挨拶は大きく!」
「常に気配りをする!」
「エレベーターには一番先に行く!」

最初は全然できなくて、どんより落ち込んだりもしていた。
「ちくしょー働くってつらいぜ!」
と、ぶつくさ言っていたりもした。

でも今、改めて思う。
あの時C先輩に厳しく教えていただかなければ、今のわたしはない。
感謝してもしきれない。

C先輩を見習って、
「わたしもきちんと後輩を導けるようにならねばな〜」
と、思うのだけれど、
なにしろ自分自身がひよっこなので、その域に達することが難しい。

でもまあ、新入社員が入社してきた今ぐらい、
「グレイトな先輩になるぜ!」
という心意気で、
彼女たちが早く馴染めるように、サポートをしていきたいと思います。

2006/03/09

「集合写真」-新米編集者ジタバタ修行日記

先日の社員旅行のときに撮った集合写真を、
今日先輩から見せてもらった。

しかし、その集合写真には問題があった。
みんなは、きちんとカメラ目線で笑顔で写っているのに、
なんと私だけ、ぎょろ目をむいて、ひたすら天井のほうを見上げているではないか!!

昔から、写真撮影というと、
ついおもしろい顔を出血大サービスしてしまい、
後で写真を見ては、後悔するというパターンをくり返す私。

年末に仲のいい友人達と温泉旅行したときも、
みんなは普通に肩を組んだりしながら、
カメラを向いて仲良く写っているのに、
なぜか私だけは、
ここで一発、変な顔をしなければ!という義務感?からなぜか。、
ひとり、「ムンクの叫び」のような顔をしてしまう。
別に頼まれてもないし、する必要もないのに、だ。

そんな癖のある私なのだけれど、
今回の集合写真では、
断じて、自ら変なふうに写ろうとしたわけではない。
にもかかわらず、
結果はまたもや、おかしな私が1人浮き立っている。

怖ろしいことに、
もしや長年の癖がたたって、
条件反射で変な顔をしてしまうようになってしまったのだろうか?
それは、嫁入り前の娘としても非常にまずい!

ということで、大反省。
この癖を治すべく、まずは、美しい大人の女性である同期のHちゃんに、
「美しい笑顔のつくりかた」と、
「絶対に3枚目にならない方法」を、
みっちりレクチャーしてもらおうかと思います。

2006/03/06

「受験」-新米編集者ジタバタ修行日記

今月の新刊で私が担当しているのは、
「受験」をテーマにしたCDサイズの本。

現在、必死に原稿を作っている真っ最中なのだけれど、
言葉のひとつひとつから、ひたむきに受験に挑んでいく気持ちが伝わってくる。

で、
いつものごとく、自分の大学受験の経験を思い出していた。

定期テストは一夜漬け派の私だったけれど、
「さすがに受験勉強はコツコツやろう!」
と、2年生の3月には決心したのだが、
夏が過ぎ、秋が来て、そして、
あっというまに本番の冬になってしまった。

国語系と英語は何とか大丈夫そうだったのだが、
一番まずかったのが世界史である。
まったく手をつけていない範囲をたくさん残したまま入試をむかえ、
試験の前日は祈るようにヤマをかけて、暗記したという苦い思い出。

そして、そんな私の姿を見て、
母親がそっと予備校のチラシを眺めていたのが印象に残っている。

なにはともあれ、結局いくつかの大学でヤマは当たり、
無事、大学生にはなれたのだけれど。

もうちょっと一生懸命、勉強しとけばよかったか?
と、今更ながら思ってしまうのであった。