ディスカヴァーのオフィスから、歩いて5分ぐらいのところに
桜の名所で有名な千鳥ヶ渕がある。
九段下の駅から歩いて通勤しているわたしは、
毎年この季節になるたびに、
その桜のトンネルを通過しながら、オフィスへと向かう。
昨日見た感じでは、現在桜は五分咲きぐらいだ。
桜というと思い出すのが、高校の時の担任だったO先生。
こちらが恥ずかしくなるくらいの熱血漢で、
その性格に負けない大きな声は迫力満点。
授業中の居眠りなんて絶対にゆるされなかった。
そんな先生が、卒業式の日、
クラス全員に、こんな言葉をくれた。
「俺は、お前達に、ずっと5分咲きの桜でいてほしいと思っている。
何年たっても、何歳になってもだ。
5分咲きの桜を眺めると、
いずれ満開になるであろう桜を想像して、希望でいっぱいになる。
もちろん、満開の桜は美しい。
でも、人生は、満開の瞬間で止まってしまってはいけないんだ。
常に、5分咲きの気持ちで、満開を目指し続ける人間になれ!
それでも。
くじけて自分で桜を散らしてしまいそうになったときは、
俺のところに来い。
ひとひらの花びらでさえも、地面に着いてしまわないように、
キャッチしてやる。
安心しろ!」
今も、ずーっと忘れずに、
心に残っているこの言葉。
桜の季節になるたびに、
「5分咲きの桜、5分咲きの桜でいこう!」
と、自分に言い聞かせる。
が、それと同時に、
O先生の、
「おい、O!数学5点ってなんだ!勉強しろ!」
という言葉も思いだされて、
ずーんとした気持ちになるのです…。
2006/03/28
「桜」-新米編集者ジタバタ修行日記
記事から|本・雑誌|につながる 
この記事の内容に近いと判断した「本・雑誌」又は「ほんつなブログ」をご紹介します
この記事の内容に近いと判断した「本・雑誌」又は「ほんつなブログ」をご紹介します
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのTrackBack URL
http://www.hontsuna.com/tb/1690304
※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。
http://www.hontsuna.com/tb/1690304
※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。

